レレレのおじさん

仕事が盛り上がりすぎて、「作業打ち切り!!明日もよろしくな!」で楽しく終わった23時に道端を歩いていたら長めの竹箒が道路に転がっていた。何度か車に轢かれたのか柄は折れているというよりは潰れていた。ここでレレレのおじさんが死んだのだと僕は思った。シシシのおじさんになってしまったのだと。3度半の和音が鳴り響いて悲しくなった。そこにファファファのおじさん#もやってきて、あっという間にD6のセンチメンタルな予感を感じさせる。しかし、レレレのおじさん♯と、ドドドのおっさんがくると、お洒落な半音上がりでdimの響きとなり、E6、E7とクリシェ、A9おじさんになって、シシシのおじさんが、あれほど悲しい響きから頂上まで連れてきてくれてありがとう、とにこやかに僕に感謝する。今日は疲れたな。