楽園づくり

・楽園づくり

○○つくりっていうとてもいい曲があった気がするんだけど曲名が一向に思い出せない。何を作ってたのか分からない。つくりだったろうか、づくりだったろうか。日本語的には濁るのだろう。まるちゃん麺作りしかり、曲作りしかり。国造りだったっけ?いやそんなお硬い名前じゃなかった気がする。崎山くんの「国」は良かった。くるりの惑星づくり?あ、これかもしれない。と思って一通り聴いたが、インストじゃないか。なんか僕の聴いた〇〇づくりにはちゃんと歌詞があって「ええなあ…」って思った記憶があるんだけど、そう考えると惑星づくりでもない。かと言って「惑星づくり」以外に曲が思い浮かばない。何かの勘違いで、全然違う曲なのに、「○○つくり」として記憶されてしまったのかもしれない。ピアノがすごい綺麗だった気がする。ドラムはバスドラがぼすぼすしてた気がする。楽園つくりという曲としておく。思い出したら自分で演奏して曲にする。


・僕の心のヤバいやつ

ラブをコメしないと心が死んでしまうので鼻からスッと摂取した。1巻では一ミリ平方メートルもパンツが描かれたコマはない。しかしえっちだ。このやらしー感じは何なのだろうと思うけど、結局ヒロインの身体性ということに落ち着いた。お色気漫画とかでハプニングが起きて、例えばToLOVEるで主人公が転んでスカートの中に顔を突っ込むときに、主人公は「汗臭い...」とか呟かない。お色気は記号として扱われていて、身体性は二の次でなければならない。そんで汗臭かったとかの感想ならまだいいかもしれないけど、それを超えるとエロ漫画になってしまう。お色気漫画とエロ漫画の狭間は、エロのレイヤーをどこまで抽象化しているかで決まる。エロには基本参照モデルで規格化された層が用意されており、上からアプリケーション層プレゼンテーション層セッション層略まあ層として考えた時にどこまで物理層に近づくかという話になる。「僕の心のヤバいやつ」は最初から主人公がヒロインを殺したがってるのでよいが、その空想の中では「女の子を刺し殺す」という観念が抽象的にこねくり回されており、刺した時にどれだけ血が出るかなどは考えの外にある。そんで、ヒロインが体育の時間にバスケットボールが鼻に当たって夥しい血が流れて初めて主人公は身体が彼女に具備されていたことを再認識する。鼻血が出るというのは日常ではありふれたことだけど、漫画で描かれるときには、物凄く意図的に演出されていると思う。あと、ヒロインがやたら汗かいたり、生理であることがふんわり描かれたり、微妙なバランスの中で身体が描かれている。