映画とか小説とか漫画とか 2016/5/21

あさのあつこ「ありふれた風景画」
それぞれの悩みで周囲からの孤立を選んだ少女2人がある事件を通して惹かれあっていくという「そうそうこれを求めてたんですずっと渇いてたんです」と先生にお手紙を送りつけたくなる百合小説でした。点対称というよりかは線対称に置かれた二人ですがその相似形の描かれ方にほんわかしました。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
主人公は実在の人物で、本人の自伝小説を元に映画化されたのですが、事実は小説より奇なり。FBI捜査官と天才詐欺師の追いかけっこ。派手なアクションはないし、爆発も起きないし、誰も殺されないんですが、知能戦のわくわく感で2時間楽しめました。

トゥルーマン・ショー
名作でした。でも終始気持ち悪い。

桜井画門「亜人」
毎回、即自死アクションがすげえかっこいい。あと何気にヒロインらしいヒロインが不在。

桜場コハル「そんな未来は嘘である」
友達の家に遊びに行ったらずーっと会話もせずにだらだら読んじゃう系のよさがアニメ化への過度な期待を生む。



行きつけの漫画喫茶には沙村広明が置いてない。大長編ドラえもんしか置いてない。
メディアミックス作品とかweb漫画系の単行本はすっと入荷する軽さがあるのだけど。